世界の中でドイツ、中国、日本(甲府)の宝石彫刻の技術は有名なんです。そのドイツにあるイーダーオーバーシュタイン市と言う田舎街でメノーカメオの技術は発展したようです。このカメオの技術は半端じゃないんです。歴史上、日本人はカメオは彫りません。いや彫れないでしょう。彼らの平面を立体に見せる表現力、なによりも技術力、関心します。。。そのドイツ彫刻の2人の作家の30年のほとんどの力作を所蔵している会社が甲府にあります。今日、その会社のご好意で作品を見せていただけることになり、父親と行ってきたと言う訳です。日本人作品というのはドイツの細かい技術作品というよりも、侘び=「簡素な様子」「劣ったもの」、寂び=「劣化してさびれた様子」「古びた様子」を好むので発展した技術(作品)は違うのだと思うのですが、あまりの素晴らしい技術力に驚嘆するしかありませんでした。そんなドイツでも後継者不足という問題にさらされているらしく、技術の継承が成されていないようです。本当にもったいない事ですよね。ドイツに行きたい。。今日は本当に素晴らしい作品を見せていただきました。ありがたいです。
ドイツの道具とカメオに使う原石
下はディーター・ロートの作品
聖書シリーズなどの宗教的な作品
ここから下はゲルハルト・シュミットの作品
シュミットは現代的要素も取り入れている
㈱古屋所蔵。写真だとわからないのですが、かなり大きい物です。 この会社には同級生の山村君が働いています
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